7月4日 ライヴレポート 後半
さて、ライブレポート後半です。
ついに人生初のライヴが始まります。
緊張がピークに達していたその時、ベースのせんちゃんから
「間違えてもいいよー、楽しんでいこうー」と言ってくれた。
せんちゃーーん!
これで心の重荷が少し外れた気がした。
間違える前提で演奏はしないけど、ミスを恐れてガチガチになるより、思い切ってやったほうが楽しいはず!
よし!バッチこいやー!!
そしてライブスタート!
幕が上がる。
頭2曲はアップテンポのロックナンバーだ。
練習の成果か、近くにメンバーがいる安心感もあり、思ったより緊張なく楽しめてる自分がいる。
しかし客席をちゃんと見ることが出来ない。まだ緊張してんのか自分!
2曲目の間奏で、ステージのセンターへ移動。
勇気を持って客席を見たら、お客さん数人がこのようなグッズを持っているではないか!
わおー!
確か、あらぽんグッズを作って持っていくとは聞いていたが、手作り感満載ですごく愛を感じた!
こんな自分の為に作成してくれるなんて、、、、、ここまでやってくれるなんて、、、、本当カゲロウというバンドに入って良かった!
さて、まずは2曲で掴みはOK!
興奮してきたんで次の曲はもっとエッジの効いたギターで、ゲインをめいいっぱい上げて、ヘッドハントするようなリフを弾いちゃうぜ!なんて思ったが、次の3曲目は「JUPITER」という曲。
この曲は知ってる人は分かるが、ギターで綺麗な音色を響かせるバラードナンバーだ。
今回のライブの僕の第1関門である。
この曲は構成はシンプルなんだが、常にリズムキープし、そしてミスが許されない曲だ。例えば歪んだギターでロックなナンバーであれば、Eコードを弾くところを「あ、Dコード弾いちゃった、テヘっ」みないに誤魔化せるが、JUPITERはそうはいかない。
つまりミスったら2度とステージに上がれないぐらい気まずい空気になる。
そして自分の中では「やっと人に聴かせられるな」と思ったのが前日の練習中である。
それまでは常に試行錯誤だった。
ミスったらいけないので、慎重になる。しかし慎重になりすぎてしまい、自信のないプレーになり音が細く聞こえたり。また、「俺のギターでバンドをひっぱる!」と意識して弾くと、今度は変に雑音が鳴ってしまう。
バランスが難しい。不器用な自分はもう割り切って、曲に入り込もうと。曲に自分を投影しようと。周り気にせず、JUPITERになろうと。
前日にそう思って、曲の世界に入り込んだら、まあ聴かせられるかなというレベルにまでは来た。
だから、これからは俺のことをJUPITERと呼んでくれ!w
とりあえず第1関門は突破した
さて、第2関門はMCだ。
バンドに加入して初めてのライヴなので、メンバー紹介でしゃべらなくてはならない。
見た人は分かるが、しょーもない事をしゃべってたと思うw
途中、単語帳をカンペ代わりに使ったが、実はあれは自分の中では演出の1つだった。
本当は小さめのメモ用紙でも良かったのだが、前日に単語帳が思い浮かんだ。
慌てて近所の文房具屋に買いに行ったぜ。単語帳だぜ。みなさん大人になって単語帳なんて使って事ないでしょ(笑)。俺も中学生以来に購入したと思う。
ライブ終わったら二度と使わないと思うので、出来るだけ安いのを選んだ。77円の単語帳だ。リーズナブル~
さ、MCも終わり(すべり)、残り3曲。
ここで俺はミスを発見。
ステージドリンクとタオルを楽屋に置いたままだった。
やばい、喉が渇いた。汗もかいてきた。
残り3曲持つか?自分!?
しかし、ここはフットサルで培った体力で乗り切りしかない!
それに俺は、去年のフットサルの試合では、クロースのようなスーパーゴールを叩き込んだ事もある男だ
だから、残り3曲いけるはず!
いやね、体力的な面は大丈夫なんだけど、汗がとめどなくて。。。
自分代謝が良すぎるのか、夏なんてちょっと歩いただけでブワーでかくのさ。
なんで単語帳は忘れずに持ってきたのに、本来それより大切なものを忘れるんだよー。
しかしやるしかない!
曲に、ライブそのものに身を任せた。
3曲共アップテンポナンバーでノリノリに。
もう緊張はさほどなかった。
客席に目をやるとこれがいっぱい目に入る。
もうテンションはハイだ!
チケットもソールドアウトだったので、たくさんのお客さんと楽しくライブを共有出来た!
そしてライブが終了。
初めは緊張でガチガチだったが、せんちゃんの一言、そしてお客さんの、いやサポーターの応援、そしてメンバーの素晴らしい歌、演奏に助けられて、なんとか初ライブを乗り切りました!
もちろん、反省点もある。
JUPITERでは大丈夫だったが、他の曲で違うコード弾いてしまったり、リズムがモタついてしまったり、上手くピッキング出来なかったり、周り気にしすぎてキョロキョロしてしまったり、、、
あと、自分にいっぱいいっぱいだったのか、メンバーの演奏に対して聴く余裕が持てなかった気がする。もっとメンバーとの連携も深めていかなくてはならないし。
まあでも、最終的には楽しめたし、始まってしまえば思ったほど緊張なかったし。
なんでそこまで緊張なかったのかなと考えたんだけど、バンドに入ってからは1年間ライブはやっていなかったが、遊びでセッションしたりして、人前での演奏は数こなしていた。だからそれが活きていたのかなとも思う。
そうゆう積み重ねが今回のライブに少なからず良い影響を与えていたと思う。
それから、本来ならこのライブは1月にやる予定だった。しかしコロナ感染者急増で半年延期に。それもあったか、良い意味で練習期間が延びたことにより、こなせたのかなと。これが1月だったらここまでやり切れたかはちょっと不安(笑)
今回のライブは人生でも大きな出来事だったし、死ぬまで忘れないかなと思います!
このような舞台をご用意いただいた、主催者のシーナさん(以前カツアゲされそうになったけどw)本当にありがとうございました!
そしてご来場頂き応援してくれたサポーターの方々ありがとうございます!
本当勇気づけられました!
そして、、、、所属するバンド「流線形カゲロウ」のメンバー達。
加入して1年、僕を見捨てず仲良くしてくれてありがとう!
これから喧嘩するときもあるかもしれませんが、出来るだけ長くバンド出来たらと思います。
今回関わったすべての方々に「アイシテマス」と伝えたいです。
ありがとうございました~♪
追伸:対バンのカミヤズとお互い負けねーぞ!ってバチバチしてたけど、まあ今回は引き分けだね(笑)
いや、勝った負けたじゃないね。お互い良いライブでしたね!またよろしく!